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【In My Life】George Martin

プロデュース力が光る名手の引退記念盤

George_Martin-In_My_Lifeザ・ビートルズと共にロックの道を切り開いた名プロデューサー、ジョージ・マーティン1998年リリースのアルバム。

彼の豊富な人脈と多彩なアレンジセンスが惜しみなく発揮されビートルズの楽曲を現代に蘇らせた、実質引退盤。

ジョージ・マーティン

『イン・マイ・ライフ』

リリース1998.3.18

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投稿者: : 2013年6月28日 投稿先 3.Rock(ロック)

 

【WAR(闘)】U2

世界を変えるリアルロック

war_u2音楽巴塾も最終回を迎えた。三者三様の独自レビューを1年に渡り書いてきたが、ラストには最も精神的に影響を受けたバンドの中から紹介したい。

そのバンドはU2。The Policeと並び思春期に多大なイマジネーションを湧かせてくれたロックだ。

秀作ばかりのU2の中でも衝撃的な初期時のアルバムを取り上げる。

U2

『WAR(闘)』

リリース1983.2.28

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投稿者: : 2013年3月14日 投稿先 3.Rock(ロック)

 

イン・コンサート / チック・コリア&ゲイリー・バートン

イン・コンサート / チック・コリア&ゲイリー・バートン
» イン・コンサート / チック・コリア&ゲイリー・バートン

 演奏フォーマットとしての最小形式は一人、つまりソロである。そこから一人ずつ増えていくと、デュエット、トリオ、カルテット、クインテット、セクステット…となり、100人を数えるフル・オーケストラになることもある。メンバーが何人であっても役割りは一人ひとりにあるのだから、誰が重要であるかということは簡単にはいえない。とは言うものの、メンバーが少なければ少ないほど、一人にかかる責任が重くなることは確かである。  Read the rest of this entry »

 
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投稿者: : 2013年3月11日 投稿先 2.Jazz(ジャズ)

 

クラシックを食い破る南米人―ピアソラ《タンゴ・ゼロ・アワー》

アストル・ピアソラ《タンゴ・ゼロ・アワー》
» アストル・ピアソラ《タンゴ・ゼロ・アワー》

 このタイトル、どこかでご記憶があるのではないか。そう、この連載の第1回で僕は伊福部昭について書いたのだが、そのときのタイトルが「クラシックを食い破る日本人」だった。「音楽巴塾」の連載も今回が最終回、タイトルがループして完結である。しかし、当然のことながら、同じ話ではない。  Read the rest of this entry »

 
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投稿者: : 2013年3月11日 投稿先 1.Classic(クラシック)

 

【Electric Ladyland】The Jimi Hendrix Experience

エレキギターの始まりと終わり。

electric

Electric Ladyland

ロックの名作というよりはロックギターの教本。

時は1968年、今から45年も前のアルバム。

ロックにおけるギターというのはこのアルバムからあまり変わっていないのかもしれない。

ジミヘンドリックスの3作目にして存命最後のスタジオアルバム。

ザ・ジミ・ヘンドリックス・イクスペアレンス

『エレクトリック レディランド』

リリース1968.10.25

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1件のコメント

投稿者: : 2013年2月13日 投稿先 3.Rock(ロック)

 

ザ・ケルン・コンサート / キース・ジャレット

ザ・ケルン・コンサート / キース・ジャレット
» ザ・ケルン・コンサート / キース・ジャレット

 クラシック・ミュージックとジャズ・ミュージックの違いは何であろう。よく言われるのは「譜面重視のクラシック」と「即興重視のジャズ」という対比だろう。クラシック・ミュージックを語る場合においては、その譜面を書いた作曲家や譜面に書かれた内容をベースにすることが多い。それに対しジャズ・ミュージックを語る場合においては、そこで演奏している演奏者や曲の旋律の奏で方や即興演奏などの内容をベースにすることが多い。現代この2つの音楽を比較するとき、多少の例外はあれど、この比較を真っ向から否定する人はまずいない。  Read the rest of this entry »

 
2件のコメント

投稿者: : 2013年2月11日 投稿先 2.Jazz(ジャズ)

 

生命の森のオペラ~ヤナーチェク:オペラ《利口な女狐の物語》

ヤナーチェク:オペラ「利口な女狐の物語」
» ヤナーチェク:オペラ「利口な女狐の物語」

[Part1:オペラ座にて]

「クラシック音楽をこれから聴こう」という方にとって、もっともハードルが高い曲種はなんだろう? 何の根拠もないが、僕とだいたい同世代、あるいはより若い方々にとって、それはオペラではないだろうか、とずっと思っていた。  Read the rest of this entry »

 
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投稿者: : 2013年2月11日 投稿先 1.Classic(クラシック)

 

【狂気 – The Dark Side of the Moon】Pink Floyd

狂気という名の鎮静剤

The Dark Side of the Moon

やはりロックの名盤といえばこのアルバムは必ず入ってしまう。この作品をまとめるというのは文字数が足りないくらい非常に難儀な傑作である。というか、長過ぎたので削った。

ピンク・フロイドの8作目として1973年3月の発売から40年。現在も売れ続けている超ロングセラーアルバムである。

歴史的ロック名盤の大本命といえる『狂気』の魅力を探ってみる。

ピンク・フロイド

『狂気』

リリース1973.3.24

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投稿者: : 2013年1月14日 投稿先 3.Rock(ロック)

 

ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン / ヘレン・メリル

ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン / ヘレン・メリル
» ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン / ヘレン・メリル

 茶道に「一期一会」という言葉がある。よく知られているとおり、「一生に一度だけの機会」という意味合いの言葉であり、茶会に臨む際の主客互いの心得とされている。二度とないこの機会に感謝し、その時間を大切にする心模様が伺える。  Read the rest of this entry »

 
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投稿者: : 2013年1月10日 投稿先 2.Jazz(ジャズ)

 

天才の全力投球~モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番~第19番(ハイドン・セット)

モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番~第19番(ハイドン・セット) / クイケン四重奏団
» モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番~第19番(ハイドン・セット) / クイケン四重奏団

 とにかく子どもの頃からモーツァルトが苦手だった。《ジュピター》とか《交響曲第40番》といったごく少数の例外を別にして、もうそれはにんじんとか里芋とかのレヴェルで苦手…おっといかん、前回とまったく同じ出だしになってしまった。  Read the rest of this entry »

 
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投稿者: : 2013年1月10日 投稿先 1.Classic(クラシック)