RSS

【My Generation】The WHO

23 8月

ロックの草創期。Rockのスタイルはここから始まる!

The WHO / My Generation (1965)

The WHO / My Generation (1965)

誰もが認める近代ポピュラーミュージックの核となるインパクトはやはりビートルズ。そのビートルズと並び絶大な支持を受けた英国4大ビートロックバンドのうち、ライヴパフォーマンスからファッションに至るまで今日に続くロックスタイルのオリジネイターともいえるバンド、The WHO。

そのロックの扉を開けたバンドといわしめる歴史的なデビューアルバムを聴いてみましょう。

ザ・フー

『マイ・ジェネレイション』

リリース1965.12.3

■ブリティッシュ・インヴェイジョン – British Invasion

英国4大ロックバンドとは、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、キンクス、フーをさす。

ビートルズはアーティスティックで斬新な楽曲で革命をおこす。ストーンズはブラックミュージックに根ざした楽曲と溜のきいた演奏で白人文化と黒人文化の融合をもたらす。キンクスはヘヴィーなギターとともに英国的R&B解釈浸透させた。フーは、1番荒削りで躍動感があり、特にそのライブパフォーマンスは常にアクティブで攻撃的で破壊的。その後のバンドに多大なる影響を与え、若者の気持ちを爆発させた楽曲とともにまさにロックバンドの基本を作った。

 この4つのバンド以外にも英国ではカウンターカルチャーとして急速なムーブメントが起き、数多くのバンドがデビューした。世界一の音楽市場であるアメリカは意外にも国外アーティストには閉鎖的でヒットを出しにくい市場。その市場に60年代中期~70年代初頭、米を席巻したビートルズをはじめとする上記の英国バンドの盛況現象を後に『British Invasion』と呼ぶ。そしてこのブームは世界中に広まり、音楽史に残る世界的影響を与えることになる。

■The WHOの特徴

ロジャー・ダルトリー(Vo)、ピート・タウンゼント(Gt)、キース・ムーン(Dr)、ジョン・エントウィッスル(B)の4人が1964年に結成したイギリスのバンド。

60年代初頭のイギリスのバンドは米国のR’n’R、R&Bのカヴァーが中心であった。フーもまたR&Bから強く影響を受けていてモータウンやJB(ジェームス・ブラウン)の楽曲を演奏していた。今回紹介する1stアルバムにも数曲それらのカヴァーが収録されているが、他のバンドよりはオリジナルの比率が圧倒的に多い。

また、ギターのピートが創り出す楽曲の数々は、若者の代弁者と言わしめる程当時の労働者階級の若者の気持ちを表現したかと思えば文学的な楽曲を創り出したりと変幻自在なコンポーズセンスを発揮し、圧巻なのは中期のロックオペラ『トミー』、音楽的発展を昇華させていく『フーズ・ネクスト』など名盤を多くリリースした。

そしてなによりも「フーと言えばライヴ!」「ライヴと言えばフー!」というほど、今現在のロックバンドの演奏スタイルの起源はここにあると言っても過言ではないだろう。

それまでジャズやクラシックのような編成以外のバンドでは、ヴォーカル&その他楽器演奏の皆さんだったのが、フーは主役はオレだといわんばかりのギター&ドラムである。初期はVo.のロジャーが他の3人に押され気味。ドラムのキースの音はやたらデカいし座ってるのにお尻がういてるし、そしてどんどんドラムを壊していく。。ピートに至ってはジミヘンよりも先にライヴでのギター破壊を行ってるし。

このライブでの悪行がのちの「パンクの起源」といわれる所以なのだろう。そのくらいアグレッシブなロックのパフォーマンスを60年代半ばには披露していた。個人的にレッド・ツェッペリンの次に当時のライヴを会場で観たかったバンドである。

■1965年マイ・ジェネレーション – My Generation

ピート・タウンゼントの卓越したセンスのおかげで、フーには名盤がいくつかあるがロックの原点という意味で1stを取り上げます。

今聴くとただの古いロックなんだが、オルタナもない、メタルもない、パンクもない、ハードロックもない時代、ハタチの若者が表現したものは画期的だったと思う!

ピートの硬質でソリッドなギター、キースの手数の多いダイナミックなドラム、これに負けじと絡むJBに似せたロジャーのヴォーカル。そしてを淡々と地味に見えてギター顔負けのリードベースを披露する安定したジョンのベース。このグルーヴ感はとても19、20歳が演奏しているようには思えないですね。

  1. Out in the Street
  2. I Don’t Mind (James Brown)
  3. The Good’s Gone
  4. La-La-La Lies
  5. Much Too Much
  6. My Generation
  7. The Kids Are Alright
  8. Please, Please, Please (James Brown/John Terry)
  9. It’s Not True
  10. I’m a Man (McDaniel)
  11. A Legal Matter
  12. The Ox (Townshend/Moon/Entwistle/Hopkins)

特に6のMy Generation。若者の気持ちをストレートに表現してます。そして12のThe Oxにおけるキースのドラミングなんて最高です。

My Generation

皆俺達を押さえつけようとしやがる(俺の世代について語ってんだ)

俺達があちこちウロウロするからって(俺の世代について語ってんだ)
奴らがすることはめちゃくちゃ冷たく見えるぜ(俺の世代について語ってんだ)
俺は年寄りになる前に死ねればいいと思ってる(俺の世代について語ってんだ)

(*)
これが俺の世代
これが俺の世代なんだよ、ベイビー

(**)
お前ら皆失せちまえよ(俺の世代について語ってんだ)
俺達が言うことに突っ込みいれようとすんじゃねぇ(俺の世代について語ってんだ)
俺はセンセーションを起こそうとしてんじゃねぇんだ(俺の世代について語ってんだ)
俺はただ俺の世代について語ってんだ(俺の世代について語ってんだ)

(*)繰り返し

(**)繰り返し

(*)繰り返し

皆俺達を押さえつけようとしやがる(俺の世代について語ってんだ)
俺達があちこちウロウロするからって(俺の世代について語ってんだ)
奴らがすることはめちゃくちゃ冷たく見えるぜ(俺の世代について語ってんだ)
そうさ、俺は年寄りになる前に死ねればいいと思ってる(俺の世代について語ってんだ)

(*)繰り返し

by タバチン

広告
 
2件のコメント

投稿者: : 2012年8月23日 投稿先 3.Rock(ロック)

 

【My Generation】The WHO」への2件のフィードバック

  1. 小俣哲弥

    2012年8月24日 at 06:50

    おお~ついに「 ザ・フー 」ですか。

    先日のロンドンオリンピック閉会式のフィナーレに登場し貫録のパフォーマンスを見せつけたのが
    記憶に新しいですが、すでにメンバーは2名天国へ召されています。

    ですが…このステージでのドラマーがなんとあのビートルズメンバー「リンゴ・スター」の息子ザック。
    彼は幼少のころより現在天国メンバーの「キース・ムーン」より直接ドラムの手ほどきを受けたとか。
    なるほどシンバルワークなどは非常に似ています。(感激)

    さてさて…このファーストですが、フーの原形はほぼ確立されていますよね。
    ピートのフィードバック奏法、ロジャーの骨太ボーカル、ジョンのリード・ベース、キースのハチャメチャ(実は計算されているが)奏法。

    日本では過小評価されていますが、本国イギリスやアメリカなどではストーンズと並ぶ超メジャーバンドです。

    映像としてはやはりウッドストックフェスティバル(1969年)のステージとワイト島(1970年)のステージ。
    (dvdやブルーレイで発売されております)

    ウッドストックは、再上映を映画館で見たのですが(学生の頃)、サマータイム・ブルースが「夏のブルース」と字幕で直訳されており大爆笑した記憶があります。

    日本でのレコードデビューも「The Who」を→「ザ・フゥー」ですか…..
    お後がよろしいようで。

     
  2. タバチン

    2012年8月24日 at 16:53

    小俣さん、先日は井戸端音楽話しオモシロかったっすね。また是非アナログ盤を聴きながら、呑みますか!!

    ところで「ざ・ふぅー」ですか・・。興ざめですね(笑)
    やっぱり日本ではイマイチなんですよね、、こんなアグレッシヴなバンドなのに。

    キースのドラムを生で感じたかったっすね。

     

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

 
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。